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20世紀末動画 SPECTRUM(スペクトラム)「侍’s」 LIVE 1979 40年前「早すぎた出現」。未だ超えるもがいない唯一無二のホーンセクションバンド。


Playing Next: DON'T BELIEVE HE BROUGHT ME THIS FAR TO LEAVE ME
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SPECTRUM(スペクトラム)説明
「アナログミュージシャン」と「デジタルミュージシャン」の違い。
彼らは「アナログミュージシャン」です。アナログミュージシャンの楽器の練習時間は、少なくても6時間/1日。そのくらい練習しないと、お話にならない時代でした。
同時に、初見演奏。即興演奏。瞬時に移調(カラオケで言うと、自分の歌いやすい調に+3とかメモリを変えるデジタル動作)を人間がやっていた時代です。
42年経った今でも、「SPECTRUM」に追随できるバンドは出現していません。
それは当然のことです。彼らは「アナログミュージシャン」です。使っているのは「自分の身体と楽器」だけです。今のデジタルミュージシャンが使うものは「コンピューター」です。デジタルミュージシャンは、一番いい演奏をした部分だけ、一小節単位で切り貼りして、一曲を完成させます。
アナログミュージシャンはそうはいかない。失敗したら最初からです。何度でも、最初からです。これをしたくないから、徹底的にミスをなくす練習をします。だから、ライブでもミスはしない。
しかもアナログミュージシャンはその場で「セッション」できないと、これまたお話になりません。ふらっと集まって、16小節程度のコードと決めて、「んじゃ、やりますかね」と、演奏を始めて、各パートが、自分の番になると16小節アドリブで演奏する。それを参加メンバーが繋げていくのがライブセッションです。
アナログミュージシャンはこのライブを当たり前に出来ますが、デジタルミュージシャンはできません。すでにライブは事前にプログラミングされ、そのプログラムを破綻なく終えなければならないからです。
コンピューターが進化したと同時に、「ミュージシャンの演奏技術」は退化したと言えるかもしれません。
演奏スキルは必要がないし、もしかしたら楽譜が読めなくても大丈夫かもです。アナログミュージシャンには必須の、コードの作りや転回などの理論も要らないようにさえ思います。
突き詰めれば、今の時代、「日本全国民総ボーカリスト」です。(笑)
カラオケです。音楽の知識がなくても、耳コピしマイクを持ってエコーばんばんにかければ、ものすごく上手に聴こえます。自分が歌いやすいキィにするには、ボタン一個押すだけ。何とも便利な時代です。
アマもプロもない今の時代。「アナログミュージシャン」の卓越した技術。当時これは当たり前のものでしたが、演奏技術が退化した今、「アナログミュージシャン。すごくね?@@;」と思われるようになったのだと思います。


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